Rデフ載せ換え作業のコ−ナ−です。DIYにつき作業手順や作業法にマニュアル等とはかなり違うところがあります、あくまで一つのやり方としてご覧下さい。
12

 リヤデフ・メンバ−・フロントの取外し

 デフをジャッキで支えたところで・・・
 
 この辺は私流の作業です。通常はメンバ−は外さずにデフを降ろすのですが、その方法ではかなり曲芸じみた作業となります。そこでメンバ−もろともデフを外します。
 この方法だとデフとメンバ−を一緒に前方へ平行移動させ下に降ろすので割りと簡単に作業できます。正規の手順で外した事のある方ならお判りになるかと思います?
 
 デフメンバ−のアーム先端部のボルト3本を外します。
13

 マフラ−遮熱板&サイドブレ−キケ−ブル・ブラケットの取り外し

 デフメンバ−を外すため、マフラ−遮熱板とサイドブレ−キケ−ブルのブラケットを外しておきます。ケ−ブルのブラケットは左右各2ヶ所です、このブラケットを外すのは左図でお判りの通り、ケ−ブルがメンバ−のア−ム下を横切っているためです。
 下に降ろせるだけのたるみを確保したいからです。
14

 デフ降ろし(この部分手順が多いです)

 いよいよRデフを降ろします。

1)9で緩めたRデフ・リヤ側ナットを外します。
2)全体を前方に移動させ、Rデフ・リヤのスタッ  ドがRデフ・マウントから抜けたところで下に  少し降ろす。
3)ラテラルロッドを分離した側のナックル部を足  で押し出しながら、DOJを抜く。
4)更にジャッキを降ろしながら、横に振りつつ、  もう一方のDOJを抜く。
15

 デフ降ろし 2

 8で緩めたRデフ・ブラケット・ロアのナットを外し、ジャッキを降ろせばRデフの分離は完了です。後にはメンバ−だけが残ることとなります。

14・15の作業については、Rデフの転倒・落下に細心の注意をはらってください。

参考:Rデフ単体重量=24kg
16

 デフ降ろし完了の図

 左図のごとく、メンバ−が残ります。
下のブロックの上にメンバ−が載る予定でしたが、高さが足りなかったようです、サイドブレ−キ・ケ−ブルにブラ下がっていますが、まぁ、良しとしておきましょう。
 燃料タンクの形状が良く解ります。
17

 Rデフ 新旧の比較

 左 新デフ(中古品)
 右 旧デフ(外したヤツ)

 旧品からドレン・フィラ−ブラグを外して流用します。あらかじめ緩めてあるので簡単に外せます。
18

 旧デフ拡大図

 ブリ−ザ−周辺のオイル汚れがひどいです。
ブリ−ザ−からのオイル漏れですが原因は?
 後々、内部の様子も見てみるので、その時に考えて見ましょう。
19

 Rデフ・マウント・リアの交換

 もののついでにマウントも交換しておきます。
20

 Rデフ・マウント・リア 新旧比較

上 新品
下 旧品

 特に違いはありません。旧品はゴムブッシュの芯ずれが少しみられますが、ヒビ割れ等はありませんでした。新品にはゴムブッシュ部にスグリがありませんが、これは私がシリコンを充填したためです。
ジャダ−の低減に効果があれば良いのですが。
 マウントには取り付け方向があります。LWRの刻印が後ろ側で、かつ、下向きとなります。
 
 左下に見えるのは、私のつま先です(笑)
21

 Rデフ・マウント・リア取り付け

 取り付け方向を良く確かめてとりつけます。

22

 Rデフ取り付け

 新Rデフを取り付けます。シャッキ上にデフを載せ、少し持ち上げたところでデフ・メンバ−をかぶせ、Rデフ・ブラケット・ロアをあてがい、ナットをかけておきます。こののちDOJを接続しますがその前に・・・
Rデフ換装のTOPへ戻る