劣化した状態の画像がありませんので、いきなり塗装を剥がすところから始まります。
樹脂部品につき、剥離剤は使えないので#240番の耐水ペーパーをひたすら擦りました。
上面は、ほぼ剥がし終えたと思いますが、奥の方までは手が届きません。マスキングの手間も考えて・・・。
リアバンパーを取り外す事としました。
この方がマスキングや研磨の際に都合が良いと判断しました。
更にバンパーカバーを取り外し、金属部だけは車両側に戻しておきました。良くみると、右側にへっこみが見られます。バンパー丸ごと中古品を使っていますが、以前にも何かに当たったのでしょう。
バンパーカバーだけにしたついでですが、マスキングを考慮して、アンダースポイラーも外しておこうと思います。左右計14ケのナットでとまっていましたが、両サイド部は良しでしたが・・・。
後方の部分は長年の間に溜まった泥の中にナットが埋もれており、かなり錆びついている様子。CRCを使ってみましたが、結局は7本のスタッドが折れてしまいました。
これだけ錆びていたら折れるのは普通か。
このままでは、再組立て不能なので、再生しないといけません。余計な手間が増える一方です。
残ったネジ部をサンダーでさらった後、センターマークを打つ。
手持ちが無かったので4.5キリで下穴をあけ、 M6のタップを立ててやりました。
取付にはM6のSUSボルトを使います。錆もあるのでサビチェンジャーで補修。
バンパー上面以外は、塗装面の劣化は軽微だったので、全体を剥離することはせず、足付け程度に擦って下地は完了。マスキングをして、密着剤を塗布した後、ブライマーを吹きます。
ついでにサイドスポイラーの再塗装も実施。
以前にも塗装しているので、今回が2回目の塗装となります。
続いて、色付けとクリア掛けを各2回づつ。
塗料はホルツのシャイニーレッドマイカを使用。物干し竿にアルミの針金で4点吊。
長さを変えれば、角度が変えられるので、結構便利に塗装できました。
バンパーと同色で塗装。表面積が小さいので、バンパーよりは塗装はし易いかと思います。 サイドスポイラーのプロテクター。
これも劣化が進んでおり、縮んでしまい、前回の様にテープに貼り直しで流用とはいきませんでした。幸いな事に、丁度良い代替品を見つけたので、新規に貼り直してみました。
バンパーのアンダースポイラーも同色で塗装。プロテクターはボロボロで使用不能。これまた代替品を見つけたので新規に貼り直し。
断面形状が違いましたが、何とかなるでしょう。お蔭で塗装時のマスキングは無し。注: 文字用の領域がありません!
バンパー本体もシルバーで塗装。へっこみ部も修繕しておきました。
サイドスポイラーの組込用にクリップを入手。96015AA010 手持ちが2ヶあったので12ヶ手配。 マッドガード下部の固定用のタッピングビス。59132AA010 2ヶ。
だいぶ以前に間違って買ったものが使えたので交換。
スポイラー下側の固定ビス。
純正品は錆がひどいものが多数なので、SUS製のものに変更。サイズはφ6×20、ワッシャーもφ20のSUS製に変更。数量は各12ヶ。
早速に取付ですが、スポイラーにクリップを7ヶづつ取りつけて、ボディーの穴に合わせてバチッと取り付け。下側からビス6本で仮止めしておきます。
マッドガードをどかした状態のフェンダー部下部。スクリューグロメット 59131AA000を新しいものと交換。
ネジの掛かりが緩くなったいたためです。
フェンダーアーチのプロテクターとマッドガドをスポイラーの内側にセットした、スクリューリベット 96015AA000を差し込む。
右側の白く見える所に、前述のタッピングビス 59132AA010をねじ込みます。この後、下側6本のビスを締め込んで完成。