それではシムス・フロントパイプを眺めてみまょう。
一部、シムスのオリジナルと違ったところがありますが、私が勝手に改造したものです。


 シムス・フロントパイプのほぼオリジナルの外観です。メタ・キャラの上下に見える小さなボスは遮熱板の取り付け用に私が取り付けたものです。
 オ−ルステンレスでカッコイイのですが、取り付け後は見えなくなるんですよね、これが・・・


 遮熱板取り付け状態。我ながらいい出来だと自負しております。とはいえ、現車合わせで製作・取り付けした訳ではないので干渉があるかも知れませんが。
 本当は必要ないのでしょうが、時間に余裕があったので手を加えてみました。


 タ−ビン側フランジより奥を見ています。
メタルキャタライザ−が見えていますが、イマイチピントが合わずボヤけてしまいました、ご勘弁下さい。


 タ−ビン側フランジを見る。排気導入口がデカイですね、はっきり言ってあきれてしまいます。付属の純正ガスケットではガス漏れしそうで心配なので自家製のガスケットを使用する予定です。
 フランジ後部右側に見える六角形は02センサ−の取り付け部です、私の車ではエキパイ側にセンサ−があるのですでに盲栓がしてあります。(六角形のオブジェが盲栓です)
 ※取り付けネジ部サイズ:M18×1.5細目


 タ−ビン側フランジを反対側より見る。ウエストガスの導入部と排気干渉防止の仕切り板が良く解ります。この仕切り板がタ−ビン内壁に干渉するかも知れませんとのことなので対策を考えておかないといけません。


 遮熱板取り付け状態詳細。メタ・キャラの下部の様子です。ステ−をかわすため、切り欠きを入れてあります。


 遮熱板取り付け状態詳細2
 全周10mmのクリアランスを持って取り付けられています。こうしておくと風も流せるので、熱気も逃げやすくなるかと思っています。


 遮熱板取り付け部詳細。Φ12×10LのSUS304丸棒をメタ・キャラの上下に各6ヶ所づつ、計12ヶ所に溶接してあります。
 丸棒センタ−にはM6のタップを通し加工してあり、鉄製の六角ボルトにて遮熱板を取り付けます。(タップは溶接前加工にしてあります)
取り付けボルトが鉄製なのはSUSボルト・ナットにありがちな「食いつき}防止のためです。
 右下のボスはサ−モセンサ−の取り付け部。

※「食いつき」:熱の影響によりネジ山同士がくっついてしまうこと。SUSではよくみられます。


 同じく遮熱板取り付け部詳細。ちょうどミッション側から見た様子になります。左上から右下に向かって排気が流れるわけですね。
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 フロントパイプ出口、マフラ−との接続部です。
ガスケットはまだセットしていませんが、純正と同形状の接続となります。社外マフラ−の中には独自の接続形状を有すものもあり、その場合は本品との取り付けは困難となるのでしょうね。
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 遮熱板詳細。ご覧の通り2分割式となっており、12本のボルトで取り付けられます。材質はSUS304 0.5t ホ−ムセンタ−の金物コ−ナ−で入手しました。
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