修理というよりは、レストアに近い今日この頃。
今回は、フロントウインドシールド アッパーの交換となります。
ゴムが劣化して千切れてしまったウインドシールド。
 そのままにしておいても、走行に支障はないのですが、見た目は悪いです。パーツが確保できたので交換してみます。
まずはウェザーストリップを剥がします。
押し込んであるだけなので、引っ張れば外れますが、旧車なので千切れないように注意します。ビスが8本だったか?を外すと、レールの様な部品が外れます。
レール状の部品を外すと、更にビスが2本。
Aピラーカバーの固定用ですが、上下に2本あるので、これも外します。画像は上側。
同じくAピラーカバーの下側のビス。
これらを外せばAピラーカバーが分離できるはずです。
実際にカバーを外そうとすると、どうもフェンダーも外さないといけない様な感じがしました。無理をすると面倒な事になりそうなので、左側は外さずに、ファスナーのかみ合いを外すだけにしときました。
右側のカバーは、既に破損しており、簡単に除去することが出来てしまいました。上側は新しいモールディングですが、色合いが全然違いますね。リップ部もしなやかです。
モールディングの裏側には、この様なクリップが7つ付いています。これらがガラスとルーフの間で突っ張るようにして固定される様です。 用意したのは、モールディング フロントウインドシールド アッパー 65023AA030。
画像が小さいですが、上側が旧品。
ガラス面の裏側には、モールディングのクリップがはまる穴があります。ここにクリップを合わせながら組み込んでいく事となります。 Aピラーの固定用のファスナーは劣化により破損していました。
ファスナー 91084AA000。
1台分6ケ手配しましたが、結果的には1ケのみを交換しました。
右側のAピラーカバーは、以前に塗装を依頼した際、業者さんが破損させてしまった様です。しかしながら、この部品も廃番なので、このまま使用します。ファスナーが噛んでいれば何とかなるでしょう。今までそうだったワケだし。
ガラス面がむき出しなので、各パーツを戻す前に水あか汚れを除去しようと思います。
 画像は右側の様子。かなり汚れています。
同じく左側。当然のことながら、こちらもかなりの汚れです。
クリーニング後の右側。
すっかりキレイになったと思います。
クリーニング後の左側。
こちらもキレイになったと思います。
ガラス上部にも汚れがありましたから、これもクリーニング。だいぶキレイになったと思います。本職の業者さんには敵わないと思いますが。 モールディング交換状態。
Aピラーカバーも元に戻したので、ほぼ完成状態でしょうか。
カウルパネルの再生と同時進行で作業を行ったため、これで完成状態となります。
車体の再塗装と相まって、非常に立派な仕上がりに見えるかと思います。
 さて、この状態がいつまで維持できるのか・・・。