2022.03.20
 冷却水の漏れがあるのに気づいたので、スロットルボディーのクーラントホースを交換してみました。
PCV配管をどかした後、インタークーラーのブラケットが邪魔なので、これも除去。
画像は除去前となります。
インタークーラをどかしてやると、問題とおぼしきホースやPCVのホース等が見えます。PCVのホースとコネクターをどかしますが、PCV配管交換とダフるので、ここでは省略しておきます。
問題のホース、奥側のクランプが下を向いているので、プライヤー等でつまむ事が出来ません。前回はこれが原因で交換をあきらめていましたが、今回は無理やりでも外します。 苦心した外したホースと新品の比較。
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大分ふくらんで、硬度もなくなっていましたが、意外にも亀裂等は見当たりません。でも、良く見ると赤○のあたりが怪しい・・・。
ホースをつまんでみると、やはり小さな穴がありました。これがホントの開いてて良かった!と言うヤツが。 中央付近に見えるのが、ホースの刺さるニップル部分。若干錆ていたので、可能な範囲で磨いておきました。
ホース接続完了。奥側のクランプは、言うまでもなく上向きでセットしておきました。次回の交換は、これで少しは楽になるでしょう。はたして次回があるのかは定かではありません。 PCV配管を元通りに組直して、ここでの作業は終了。あとはその他の部分を組み直せば完成となります。
作業後記
 去年のいつ頃かは忘れましたが、リザーブタンクのクーラントが、いつになく減るのに気が付いてはいました。ただ、底が見える程減るわけでもないので、自然な減少かと思っていました。しかし、1週間程前か、リザーブを見ると完全に空。もしやと思い、注水タンクをみると、これまた底が見えんばかりに液面が低下していました。ここまで来ると、自然な減少とは言い難く、すぐにクーラントを補充して10km程試走をしてみました。でも、水蒸気が出るワケでもなく、液面の低下も見られませんでした。やはり、自然な減少か?そんなふうに自分を納得させましたが、その数日後、出勤途中で停車したところ、ボンネットの右側から水蒸気が出ているのに気づきました。やっぱり漏れてる。水蒸気の位置からすると、タービンのクーラントホースが怪しい。交換用のホースは持っているので、ここだったら交換もやり易い。でもあくまで予想。漏れてる現場を見たわけではない。更に確かめる必要はありそうなので、しばらく様子を見る。駐車中にも漏れはないかと下を見れば、トランスミッションの真下辺りに水の跡があります。タービンとは位置が違う。車体中央部で水漏れしそうな所と言えば、スロットルのヒーターホースか、さもなければ、名前は知らないが、クーラント配管のOリングか?ホースだったらマシな方か。でもこの時点では漏れ箇所はまだ不明。走行後にクランクケースの上をじっくりと観察してみると、少してはあるが水が溜まっているのを発見!どうやら上部でも漏れらしいと予測。思い出してみると、停車時に水蒸気が見られたのは、左急カーブ後の信号。クランクケース上に溜まった水がエキパイ側に流れて水蒸気を発していたものと思われる。ここまで来ると、あとはホースかOリングかの問題と思われる。幸いと言うか、ホースは手持ちがあるので、簡単な方から対処してみる事に決定。ホースクランプが下を向いているのを知っているので気分は憂鬱ではあるが、フックで引っ張るなどして取り外しは成功。30年物のホースもここに来て、ようやくリフレッシュされたワケであります。