久々のリアデフ・ミッションオイルの交換です。
リアデフの良いとしても、ミッションについては他メーカーとは歴然とした違い、スバル車特有の交換法?があります。私なりの交換法ですが、ご参考となれば幸いです。
 苦労の甲斐?物持ちの良さ?があって、愛車BF5Cも、間もなく積算26万キロを迎えます。
デフは15819キロで交換して以来の10万キロ。ミッションは112610キロで交換してから約15万キロぶりの交換です。デフには、前回と同じBPのX5116。ミッションは、前回のBPのX9118からX7117にしてみました。
 X5116は、買い置きのものなので缶りデザインが古いです。X7117は、今回の交換に備えて購入したのですが、ネットショップで1リットル1800円。普通に買うと3000円以上しますから、随分と安く買えるものだと思います。
デフオイル交換で用意した道具たち。
1/2のレンチと廃油受け、新しいオイルを注入するためのポンプ。
先ずはジャッキアップからはじめますが、BF 5の場合、リアのジャッキアップポイントは、リアデフそのものとなります。
デフカバーには、プラグが2つ。
上側がオイルの注入用(フィラー)で、下側がドレンとなります。
フィラー、ドレン共に四角い穴が開いています。この穴のサイズが丁度1/2インチとなっていますので、1/2のレンチを差し込んでプラグを緩めます。最初に古いオイルを抜くので、下側を先に緩めます。
取り外したプラグ2種。
左がドレン。右がフィラーとなります。
ドレン側は、鉄粉を吸着するための磁石が取り付けられています。外したら、忘れずにクリーニングしておきましょう。
ほぼ10万キロを走破していますが、出てきたオイルは、期待に反して透明度のあるものでした。ちょっと、がっかりしましたが、エンジンオイルと違い、ブローバイ等が混ざらないので当然といえば当然ですね。
オイルが十分に抜けたら、再注入に先立ち、デフカバーのネジ穴の清掃もしておきます。
ゴミなどが付着したままプラグをねじ込むと、漏れはもちろん、破損の危険も出てきますから、キチンと掃除しておきたいところです。
プラグを清掃したら、取り付けに備えてテフロンテープを巻いておきます。目的はネジ部のシール。普段は液体パッキンを使用していますが、今回はテフロンテープを使ってみました。
プラグは下側を先に取り付けます。先に紹介した、磁石の付いたヤツをネジ込みます。テーパーネジになっているので、その気になれば、いくらでも締まってしまいますので注意が必要です。 オイル注入用のポンプ。
金属製の大型注射器と言えばその通りです。
滅多に使うものでは無いのですが、あると重宝します。なにしろ、一気に押し込むことができますから。
注入量は900ccとありますが、ゲージ等はありません。車両を水平にした状態で、フィラー口から溢れたら適量となります。 オイル充填後、フィラープラグを取り付けたら完成。オイルの交換そのものより、それに伴う、お膳立ての方に多くの時間が掛かります。
デフオイルの交換を終わったところで、
続いてミッションオイルの交換に移ります。