今度は左側の交換作業です。ウォッシャ−タンクが邪魔になるので外してしまいます。
上部2本のボルトを外して真上に引っ張れば外れます、下部にウォッシャ−ポンプのコネクタ−があるので、これも抜いておきます。
ウォッシャ−タンクを取り除くと、こんな感じになります。右側より狭いですね、バッテリ−も外せばスペ−スが稼げますが、面倒なのでこのまま作業してしまいました。
交換手順は前述と同じです。画像はエンジン前方のコイルを外したところです。
 私は右利きのせいでしょうか?こちら側の作業はどうもやりにくいです、ストラットタワ−のせいかしら?
交換作業が終了したら、ウォッシャ−タンクを元に戻して完了です。ア−シングが少々邪魔でしたが、自分でやったことなので文句はありません(笑)。
今回の作業で気付いたこと。
コイルの取り付け部が割れているのが2つありました。機能に影響は無いのですが、これも年数経過の影響でしょうか?交換用のモノを入手しといた方が良さそうです。
プラグのススの話では無いですが、スロットル周りの汚れも気になるので、ついでに清掃してみました。かなり黒く汚れていましたが、エンジンに影響が出るほどとは思えません。気分の問題でしょうかね?もうすぐ正月だし・・・
インタ−ク−ラ−を外したついでに、クラッチフル−ドの交換も実施しました。もう3年くらい換えていませんので、だいぶ汚れてます。画像はある程度抜き取った状態なので液面が低いですが、黒く汚れているのはお判りになりますでしょうか? 古いフル−ドはご覧のように真っ黒。
ブレ−キ側とは異質の汚れ方をしています、原因は判りませんが、熱の影響?カップピストン等のゴムパ−ツの浸出?などがありそうです。フル−ド交換はブレ−キの場合と同じですが、クラッチペダルを踏んでも勝手には戻ってこないので、手でペダル操作してやることになります。
作業後記
 EJ20タ−ボのプラグ交換は、何度やっても面倒なものです。純正でVXプラグを使用し、メンテナンスフリ−化しているのも納得がいきます。
このエンジンの場合、オイルフィルタ−の交換は非常にやりやすいのですが、ことプラグに関しては最悪と言っても過言ではありません。同じEJ系でもNAとはえらい違いですね、NAだとプラグは斜め上にあるので簡単にメンテが出来たと記憶しています。普通、自動車のメンテといえばプラグの点検は初歩の段階と言えるようですが、EJ20タ−ボについては一般的にはユ−ザ−サイドではメンテしない部分となりそうです。そのせいでしょう、車載工具にもプラグレンチは入っていませんでした。

 本後記ノ冒頭デVXプラグの名が出ましたが、NGK製のプラグではプラチナプラグを指しています。プラチナの耐酸化性や触媒作用を利用したもので、電極が0.8mmと細く、要求電圧が低くて済む、などの利点があります。また10万kmメンテナンスフリ−の特徴がありますが、ここで問題。
 自動車メ−カ−の発表では、10万kmメンテナンスフリ−なのですが、プラグメ−カ−の発表では、通常のプラグ同様2万km程度で交換と書いてあります。なぜでしょうね?答えは簡単、モノが違うそうです。
 同じプラグメ−カ−の同形式の製品でも、自動車メ−カ−に純正供給される物と、他の店頭販売用とでは寿命が違うとのことです。自動車メ−カ−において10万kmメンテフリ−と謳っている関係上、実際にそれだけの耐久性が与えられているわけですが、店頭用はそうではないと言うわけだそうです。やはりプラグも純正部品で買ったほうがいいのかしら?

 今回から使用のイリジウムプラグはと言えば、その真価のほどはまだ判りません、まだ10km程度しか走ってませんから・・・。しかし、エンジンは心持軽く回っているように感じます。たぶん気のせいとは思いますが。