交換するのは画像の3種。
左からターンニング2個、照明用の小4個、照明用の大2個の計8個。ソケットも付属した状態で約2500円でした。
1つ残して照明が全て切れてしまった無残な状態。昼間は問題ありませんが、夜はさすがに走りにくいですね。それ以前に車検はパスしないこと請け合いです。
カバーを外すには、ビスを外してやれば良いのですが、ビス類は巧妙に隠されているので捜すのに苦労します。右サイドですが、スイッチパネルを外すと、その奥に各1本づつ計2本有ります。
照明を交換するには、メーターパネルを取り外す必要が有りますが、そのためには先ずメーターカバーを外すこととなります。
カバーの取り外しに先立ち、ステアリングも外した方が作業は楽です。
左サイドは多くて、エアコンコントローラの上2本。ドリンクホルダ部に2本。灰皿の
上に2本。ステアリングコラム左のカバー部の奥に1本。メーター上部に2本。計11本のビスを外さないといけません。
灰皿上のビス2本。
灰皿のレール部に有りますが、裏側になるので見つけにくいです。スタビドライバーは必需品です。
ハザードスイッチ。
ハザードスイッチは、カバーの裏側から取付されているため、作業の途中でコネクターを分離します。組み立て時には、忘れずに接続しておきましょう。 
カバーを外すとメーターパネルが見渡せます。ステアリングを外しておくと着脱はしやすくなりますが、それでも半ば無理やりに外す様な感じになってしまいます。メーターパネルは4本のビスで止まっていました。
左サイドの2本。
右サイドの2本。
4本のビスを外したあと、手前に引っ張ればバネルは外れてきます。配線のコネクタを抜いてやれば取り外し完了です。 スピートメーターケーブル。
先端の金具がクリップ状になっていて、パネル側の凸部に固定される形です。つまりは差し込んであるだけという事です。
メーター側。
スピードメーターケーブルの差込部分ですが、首下の凹部をケーブル側のクリップが掴むようになります。
ローターパネルの裏側。
〇で囲んだ8つのランプを交換しました。最上部の2つはターンニングですが、ランプが黒くなっていたので、この際に交換することとしました。
パネル照明の大とターンニング。
基盤上のソケットを左に45゜回すとランプは外れます。取り付けのその逆、差し込んで右に45゜回して固定。
全てのランプを交換したら、全てのパーツを元に戻して完成。やはり、メーターはちゃんと見えるのが良いですね。
作業後記
メーターパネルの照明交換、20余年で始めてのことでしたが、照明の交換自体は簡単なのですが、そこにたどりつくまでの付帯作業が面倒でした。前照灯とは違い、ランプ寿命も長そうな上、外観を重視する部分でもありますから、致し方の無いところもあると思います。車種による違いも大きいでしょうね。
 作業上で苦労した点。いくつかありますが、先ずはビスの脱落。途中で落としてしまうと拾うのが大変。アンダーカバーを外しても、途中で引っかかっていたりするので、余計な手間が増えてしまいます。ビス周辺の開口部をテープ等で塞いでおいても良いかと思います。次に厄介なのはスピードメーターケーブル。抜く時は簡単ですが、戻す時には手探りの作業となります。スペースが無い上、パネルの裏側ですから目視確認も出来ません。指先の感覚だけで取付を確認しながらの作業でしたから、実際に走行してメーターの動作を確認できた時はうれしかったですね。
 最後ですが、20余年ぶりに外したカバーの裏側、凄まじい程にホコリが堆積していました。可能な限りですが、掃除をしておいたことは言うまでもありません。