2012・06・03
 新車購入以来20年、ついに補助ランプの寿命が尽きました。
今回は補助ランプのバルブ交換に着手してみました。
ボルトを外した後、全体を前方に引き出してやり、後方の電源コネクタを切り離します。
補助ランプの部分を覗くと、上の方にボルトが2本見えます。これが、補助ランプの取付ボルトですので、まずはこれを緩めてやります。
取り外した補助ランプユニット。
 これは、右側用となります。左右の区別があるので、組み立て時、間違わないようにしましょう。
同じく、ユニットを後方より見ています。
ユニット後方には、丸いフタがあり、これをOPEN方向に回して引っ張るとフタが外れる様になっています。 フタを外してみた様子。
 この後、バルブを固定しているクリップを開放してやると、バルブを取り出すことができます。
バルブを取り出した様子。
装着されているのはH3タイプのバルブでした。
H3バルブ。
配線が1本ついています。
平型端子で接続されている形式となります。
交換用に用意したのは、青いレンズのついたもの。ほんとは黄色いレンズにしたかつたのですが、これしかなかったのでやむなしです。 新しいバルブを組み込み、これまでとは逆の手順で組み立てていきます。車両に戻した後、点灯試験を行い、支障なければ作業完了。
作業後記
 新車購入後20年にして、ようやく交換することとなった補助ランプ。
さて、実際に交換しようとすると、ヘッドランプほどには簡単ではありません。
少なくとも、車載工具のみでの交換は不可能な様子。車両の取説やサービスマニュアルを開いてみても、交換についての記述はありませんでした。実際に外してみれば解るのですが、そうそう滅多に交換するものでもなく、オマケ程度の扱いと言ったら良いのでしょうか?使いさえしなければ、なんの支障もない代物ですから。
あくまで補助・・・。

 とは言え、切れてしまったら交換したくなるもの。ここで問題発生!
車両が新しいうちは良いのですが、当車のように年季が入ってくると、いろいろと問題が発生してきます。その問題とは錆。だいぶ以前ですが、バンパ−の補修のため補助ランプを外したのですが、その際に取り付けのボルトが錆のため緩まず、全て折れてしまいました。ランプの取り外しは出来ましたが、このままでは組み付けができません。これについては、後で考えようと思いつつバンパ−を外してみたところ、ランプの取り付け用ブラケットが左右共通の部品であることに気づきました。裏側にも取り付け用のナットが溶接されていて、左右を入れ替えれば使用可能な状態となっていました。おかげで残ったオネジの除去作業も不要で助かりました。