長旅ご苦労様です。このコ−ナ−では純正フロントパイプとシムス・フロンシパイプを簡単に比較しています。実走行のインプレもありますが、素人なので大した事は書けません。


 基本的には同じ形ですが、パイプの太さはぜんぜん違います。でも、マフラ−接続部の径は同じなんですね。触媒の位置や大きさも違いがあります位置も上に来ています、パイプの曲がりを緩くすゆためでしょうか。
 シムス・フロントパイプはMT用とAT用が有るそうですがどこが違うかは判りません。たぶん、触媒以降のパイプの取り回しが違うのでは。


 排気導入部の比較です。見ての通り大変な違いです。タ−ビン直後の背圧が低下してくれることが期待できます、その分タ−ビンが元気に回ってくれるとありがたいですね。
 ガスケットを自家製にした理由がなんとなく解ってもらえるでしょうか?


 出口側の比較。はっきり言って同じです。ここに来て口径が絞られてしまう訳ですが、まぁ仕方ないのでしょうね。ガスケットは純正品となります。
<フロントパイプ交換後記>
 フロントパイプを交換した時、音が大きくなると言われていますが、当車の場合変化はありませんでした。自家製ガスケットによるガス漏れも見られず、背圧の変化によるアイドリングの変化もありません、だまっていればフロントパイプ交換には気づかないことでしょう。
 実走行については、エキパイの使用が効いているのでしょうか低速トルクの低下は見られません。中高速についても特にこれと言った変化は感じられませんでしたまぁ、私が鈍感なだけなのかも知れませんが。
 でも、ブ−ストの立ち上がりは早くなっているようです、3速でもブ−ストが効いているのが感じられます。ブ−スト圧はブ−スト・コントロ−ルを使用している為、変化なしです。
 あと心配していた熱による影響ですが、特に問題は発生しませんでした。走行後周囲に手を触れて確認しましたが、なんら問題は無いようです。

 ではここで純正フロントパイプとシムス・フロントパイプの実測重量を比較してみましょう

         純正フロントパイプ    10kg
         シムス・フロントパイプ  6.6kg
重量差          3.4kg
上記のごとくの重量変化があります。さらにエキパイの交換による重量差が5.3kgになりますから合計で3.4+5.3=8.7kgの軽量化ということになります。
 前輪回りの8.7kg軽量化はハンドリングの変化として現れてきます。これについては鈍感な私でも判りました、回頭性が良くなっています、実に軽快に回ってくれると言ってもいいでしょう。

※ 純正フロントパイプはメ−カ−側では「エキゾ−ストパイプ・センタ−」と呼んでいるようです。